「男がスキンケアなんて気持ち悪い…」
そう思っていますか?
もし「気持ち悪い」とは思っていなくても
「自分には必要ない、関係ない」
と思っていたりしませんか?
そう思っているあなたは、スキンケアに対して抵抗を感じているかもしれません。
今回はそんな方達のためにスキンケアが男性にとってなぜ重要なのか、そしてそれがどのようにあなたの生活を改善するかが理解できると思います。
この記事では、スキンケアを始めたいと思っているけど何から手をつけていいかわからない、またはスキンケアに対して抵抗を感じる男性のために、基本的なスキンケアの方法から使用する製品の選び方まで効果的な方法を提案します。
この記事を読むことで多くの男性が抱える肌の悩みを解決し、外出して人と会うことにも自信が持て、また一歩ウェルネスライフへ近づくのを実感することができるでしょう!
男性のスキンケアは気持ち悪いのか?
- 男性のスキンケアが気持ち悪いと思われる原因
- 実際の意見
- 気持ち悪いと思われる割合
男性のスキンケアが気持ち悪いと思われる原因
男性がスキンケアや美容に取り組むことは、近年一般化されてきたとはいえ、まだまだ「気持ち悪いと思われそう」とか抵抗があるかたもいらっしゃるでしょう。
男性のスキンケアが一部で「気持ち悪い」と思われる主な原因は、
『伝統的に、化粧やスキンケアは女性がするものという認識が残っている』
ということです。
この意識が潜在的にあり、
「なんとなく」
「女々しい」
「男らしくない」
という意見が男性にも女性にもみられます。
実際の意見
どういった意見があるのか、実際の口コミを見てみましょう。
あのCMは「オジさんもスキンケアしていいんだ!」という認識を持たせてくれたのではないでしょうか?
気持ち悪がられることを恐れてスキンケアに踏み出せない方もいらっしゃると思います・・・!
伝統的に「男はこうあるべき!」という文化がかつてありましたね。
一般人が同じようにスキンケアやメイクを頑張ることは許せないのでしょうか?
年配の方はまだまだ否定的な意見が多いのでしょうね。
新しい市場は新しい雇用を生み出しますからね。
やはり一部ですが、伝統的な価値観から男性のスキンケアに対して否定的な意見をもつ方がいらっしゃるようです。
気持ち悪いと思われる割合
特にどれくらいの女性が男性のスキンケアに対して否定的な意見を持つのか気になるところですよね?
実際にどれくらいの割合の女性が否定的な意見を持つのか、15〜39歳の女性300人を対象に調査した記事が『ハダミス』さんにありました。
この記事によると、
とのことです。
つまり男性のスキンケアが気持ち悪いと思っている女性はわずか1割ほどしかいないので、
「そんなに気にしなくていい」
ということです。
予想よりも男性のスキンケアに対して好意的な女性が多いと、私は思いました!
メンズメイクは少し抵抗のある方が多いようですね。
男性のスキンケアは気持ち悪くない理由
- 美容男子は一般化してきている
- 肌トラブルに悩まないためにもスキンケアは必要
美容男子は一般化してきている
近年、美容に関心を持つ男性は増加しており、いわゆる『ジェンダーレス男子』などのブームではなく、一般化してきています。
特に若い層ほど意識が高いようで、スキンケアをしているという割合が、20代では8割を超えるというデータもあります。
先ほどの口コミであった「VARON」のCMの例や、最近放送された「SHISEIDO MEN」の反町隆史さんのCMのおかげもあって、
『中年男性も肌に気を遣うのが当たり前』
『むしろスキンケアに気を遣う男性の方がかっこいい』
という世の中になってきている気がします。
肌トラブルに悩まないためにもスキンケアは必要
肌のケアを怠れば、以下のような肌トラブルに悩まされることもあります。
- ニキビ
- 乾燥肌
- 肌荒れ
これらの肌トラブルは本人にとって本当につらいもので、対策としてスキンケアをしているだけの方もいて、気持ちの悪いものでは決してありません。
私も若い頃はまったく肌の手入れなどしていなかったのですが、年齢を重ねてきて顔周りの皮膚のトラブルが起こるようになり、スキンケアに意識を持ちはじめました。
男性にスキンケアが必要な理由
- なぜ男性にスキンケアが必要なのか?
- スキンケアによって得られるメリット
- スキンケアしないとどうなるのか?
なぜ男性にスキンケアが必要なのか?
肌をきれいに保つためには、肌の
『バリア機能』
を正常に保つ必要があります。
そして肌のバリア機能の低下は、乾燥、紫外線、摩擦などの刺激が原因でおこります。
男性は女性に比べて皮脂が多く、テカリがあったりして、一見潤いがありそうですが、実はその水分量は女性の約半分しかありません。
その水分の不足を補うために過剰に皮脂が分泌され、テカリが出てきたりしてしまうのです。
しかし皮脂が分泌されても水分量が少ないため、実際は
『乾燥肌』
の状態なので、荒れてくるなど、肌のトラブルが起こってしまいます。
しかも加齢に従ってさらに肌の水分量が減り、皮脂の分泌量が多くなってしまうという悪循環のため、特に中年以降の男性は保湿をし、紫外線や摩擦などの刺激から肌を守るというスキンケアが必須なのです。
スキンケアによって得られるメリット
スキンケアをすることで、直接的に肌質が改善されること以外にも以下のようなメリットがあります。
- 肌が綺麗な男性はモテる
- 家族や職場の同僚に好印象
- 外見を評価されることで自己肯定感が得られる
肌が綺麗な男性はモテる
人と人のコミュニケーションの中で、一番視線を集めるのは
『顔』
です。
そして、顔の中でも多くの面積を占めるのが
『肌』
ということで、肌が綺麗かどうかは好感度に大きく影響します。
肌が綺麗であればあるほどモテやすくなります。
家族や職場の同僚、取引先にも好印象
肌が綺麗であれば、恋愛関係だけでなく、家族や職場の同僚からも好印象を持たれ、人間関係の円滑さの一助となるでしょう。
また、ビジネスの場で、特に営業の仕事をされている方は取引先からも好印象を持たれ、契約率が上がり、出世して年収も上がる、という好循環を呼び込むことができます。
外見を評価されることで自己肯定感が得られる
さらに、家族や仕事の人間関係の中で肌の綺麗さを褒められることによって、自分の行動、あり方に自信が持てるようになり、人間関係がもっと良好になったり、仕事でも成果を得たりと、自己肯定感を得られるようになります。
スキンケアしないとどうなるのか?
もともと水分量の少ない男性の肌。
入浴や洗顔の後は特に乾燥してしまい、肌のバリア機能がさらに低下してしまいます。
その結果、「肌荒れ」や「できもの」ができてしまったりして、周りの人の印象も良くないものになってしまい、自分の外見への自信も失って何事にも積極性を失ってしまうでしょう。
私のようにいつまで経っても治らない慢性的な肌の炎症につながる可能性もあります。
実際のスキンケアのやり方、製品の選び方
- 基本のスキンケア方法
- 具体的なスキンケア方法
- 使用する製品の選び方
基本的なスキンケア方法
基本的なスキンケアの流れは以下の通りです。
具体的なスキンケア方法
それぞれ具体的に見ていきましょう。
洗顔で肌の汚れを落とす
スキンケアのSTEP1は洗顔です。
洗顔するときの適切な温度は、体温より少し低めの32〜36℃くらいです。
熱すぎると、必要な油分まで流してしまうし、冷たすぎると毛穴が開ききらず、汚れや皮脂が詰まったままになる恐れがあるので、これくらいの温度のぬるま湯が最適です。
いきなり洗顔料をつけるのではなく、まずぬるま湯だけで予洗いをします。
予洗いすることによって洗顔料に含まれる界面活性剤(洗浄のために必要な成分だが、肌荒れの原因にもなる)が肌に吸着、浸透しにくくできます。
次に、洗顔料を使っていきますが、大事なのは
「よく泡立てる」
ということです。
よく泡立てた、きめの細かい泡を肌にのせ、こすらずにやさしく押さえるように洗っていくと肌への刺激を減らしながらも肌の汚れをしっかりと落とすことができます。
泡立てネットがあるときめの細かい泡を立てやすくなりますよ!
洗顔料を肌にのせてから時間をかけすぎると、肌に負担がかかったり、必要以上に油分を落としてしまい、乾燥の原因となりますので「やさしく」かつ「手早く」おこなうようにしましょう。
最後にぬるま湯をつかってすすぎ残しがないように丁寧に泡を洗い流せば洗顔は完了です。
化粧水などで保湿する
STEP2は保湿です。
洗顔で汚れや余分な皮脂を落とした肌に水分を吸収させていきます。
化粧水はその性質によって使用量がことなったりしますので、お使いの製品のパッケージなどに書かれている使用量を目安に手にとり、肌にふくませていきます。
このとき、激しく叩き込んだり、こすり付けたりしてしまうと、肌にダメージを与えてしまいますので気をつけてください。
化粧水をていねいに顔全体にのばしたら、てのひらで肌をやさしく押さえてなじませていきます。
肌にあてた手をはなす際に吸い付く感じがあればなじんだ目安となります。
できれば年齢の出やすい首まで塗るといいでしょう。
肌に水分を閉じこめるために乳液などの油分でフタをする
最後のSTEP3で、乳液やクリームで肌にフタをし、水分の蒸発を防ぎます。
乳液やクリームも塗る際はやさしくおこなうのがポイントです。
もともと皮脂の分泌が多く、テカリが気になる部分に関しては軽めに塗るのがいいでしょう。
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使用する製品の選び方
スキンケア初心者であれば、どのような製品を使ったら良いのか分からず、とりあえず口コミをみて良さそうなものを選ぶでしょう。
しかし、その製品に含まれる成分や用途を理解していないと、欲しい効果が得られないことがありますので、確認して選ぶようにしましょう。
- 化粧水
- 化粧水や乳液の選び方
- 乾燥肌の方
化粧水
化粧水にはさまざまなタイプがあり、
- 柔軟化粧水・・・肌に水分を補給し、うるおいを保つ。
- 吸れん化粧水・・・引き締め作用や、皮脂の分泌を抑える作用がある。
- ふきとり化粧水・・・古い角質などをふきとる際に使用する。
などがありますが、基本的には保湿するための「柔軟化粧水」が一般に化粧水として新式されているものです。
その中でもご自身の肌の特性に合わせて使用するのが望ましいです。
化粧水や乳液の選び方
化粧水や乳液を選ぶ際、何を基準にするのかというと、
「含まれる成分」
を基準にします。
「薬用」や「医薬部外品」の範囲の製品でしたら該当しないのですが、
「化粧品」の範囲内であれば、パッケージや容器に、その製品に含まれる成分を表記することが法で定められています。
そして含まれる量が多いものから順に記載されているので、パッケージなどをみればどの成分が多く配合されているかを確認することができます。
乾燥肌の方
例えば乾燥肌ならば、保湿成分の、
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- スクワラン
- ワセリン
など、これらがたくさん含まれている製品を使うことが望ましいです。
また、それぞれの成分は別々のはたらきによって潤いを保持する効果を作り上げているので、1つの成分だけでなくさまざまな保湿成分が、高い割合で配合されているものが理想です。
特にセラミドの中でも「ヒト型セラミド」は大変重要で、乾燥肌でなくとも基本の保湿成分としてたくさん配合されているものがいいでしょう。
ヒト型セラミドは
「セラミド1、セラミド2…(セラミド+数字)」や、
「セラミドNS、セラミドNP…(セラミド+アルファベット)」
などと表記されています。
現在ではほとんど「セラミド+アルファベット」の表記になっていると思います。
敏感肌の方
敏感肌の方は、刺激の強い成分がなるべく配合されていないか、より少ないものを選びましょう。
刺激の強い成分としては、
- エタノール
- PG(プロピレングリコール)
- 鉱物油
- 合成香料
- パラペン
などがあります。
エタノールは清涼感を出すためにメンズ向けの製品に用いられることが多いですが、敏感肌の方はアルコールフリーのものを使用するのがいいでしょう。
また、PGは抗菌性もあり、潤いをキープする力もあるのですが、敏感肌の方には刺激が強いため、含まれていないものがいいと思います。
最近はより刺激の少ないDPG(ジプロピレングリコール)が使われていることも多いですね。
そのほかにも合成香料や鉱物油も刺激が強いので、なるべくオーガニック由来の成分にこだわったものを選ぶといいかもしれません。
ニキビのできやすい方
保湿成分としてよく配合されているものに、「グリセリン」というものがあります。
これは基本的には低刺激で安全な成分なのですが、ニキビの原因となるアクネ菌のエサになりやすいという欠点があります。
グリセリンが全く入っていないものは少ないので、なるべく配合されている量が少ないもので選ぶといいでしょう。
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イケメン度向上のためにもう一歩
基本的なスキンケアによってあなたの肌の状態はトラブルから解放されていき、綺麗な肌になって周囲の人からの印象も良くなることでしょう。
ここでもう一歩踏み出して、
「さらにイケメン度を上げたい!」
という方は、「メイク」にも挑戦してみることをおすすめします。
「メイク」とはいっても、もちろん若い韓流の男性アイドルなどの煌びやかなメイクだと私たちのような中年男性には似合わない可能性が高いですね。
中年男性に必要なのはそのようなメイクではなく、ごく自然にイケメン度をあげる「さりげないメイク」です。
ファンデーションやBBクリームで肌を健康的に見せたり、目元の自然なアイラインで目力をアップしたりできますので、興味のある方は挑戦してみるといいかと思います。
まとめ
- 男性のスキンケアは気持ち悪くない
- 中年男性こそスキンケアを始めるべき
男性のスキンケアは気持ち悪くない
ここまで解説してきたように、男性のスキンケアが気持ち悪いものだという価値観は、
「伝統的な男性性」
に反するものと考える一部の人々のものであり、一般的には受け入れられる風潮になってきています。
中年男性こそスキンケアを始めるべき
そして、
「男性もスキンケアをして当然」
という風潮は、若い人のものだけではありません。
むしろ50歳前後で肌質の転換期を迎え、だんだん肌トラブルに見舞われる可能性が高くなる中年男性こそ、始めるべきです。
肌トラブルの回避だけでなく、スキンケアによって美しい肌を手に入れれば、自己肯定感も高まり、より充実したウェルネスライフを送れることでしょう!
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